Property Description
超初級フルートお手入れ講座
● メンテナンス用品
● スワブで水分を拭き取る
● 管体の黒ずみを防ぐ
● 反射板の調整
●メンテナンス用品
フルートお手入れ7-min
クリーニングロッド
インナークロス
ヤマハ_ポリッシングクロス-min
ポリッシングクロス
簡単なお手入れ方法
●スワブで水分をふきとる
金管ほど内部に唾液が入ることはありませんが、吹き込む息は温かく湿っています。当然、管内壁は結露して濡れています。柔らかい薄い布をクリーニングロッドに差し込んで、丁寧に拭き取ります。
フルートお手入れ1-min
クリーニングロッド
フルートの内管壁は非常に繊細で細いので、通常のスワブでは無く、専用の「インナークロス」を使います。クラリネットなどのスワブよりも、柔らかな素材でできています。
フルートお手入れ2-min
インナークロスを差し込む
クリーニングロッドに通したクロスを軽く丸めて、本体の管内部に軽く回しながら差し込んでいきます。
管体が銀製であったり、銀鍍金であるので、傷つきやすいです。ゆっくりと丁寧に差し入れます。
フルートお手入れ3-min
インナークロスを逆挿入
フルートの管長が長いので、片方からのクロス挿入では全てを拭ききれません。無理せず、逆側から挿入しましょう。
フルートお手入れ4-min
足部管
足部管は、短いので、片方から挿入で十分吹ききれますね。
フルートお手入れ5-min
頭部管
頭部管は、管頂部が閉ざされているので、奥まで入りません。
中に反射板が組み込まれていて、大体リッププレートの頭頂側あたりで閉ざされています。
この反射板の位置がずれたり傷が付いたりすると、音色に影響します。無理せず、ゆっくりと挿入し、唄口にクロスが見えたら、少し戻して軽く回すと良いでしょう。
フルートお手入れ6-min
唄口まで
この唄口の開口部のおよそ2cm先に反射板があります。
ロッドを少し引くと、ロッド先端にクロスが回り込みます。
そしてまたこの程度までロッドを差し込むと、回り込んだクロス(柔らかい)が先端部に軽く当たり、湿気を取ることができますね。
●管体の黒ずみを防ぐ
銀製、銀鍍金製
銀製や銀鍍金は、手指の皮脂に含まれる硫黄成分により、硫化銀になり黒ずんできます。これを防ぐためにも、管体全体に皮脂が残らないように気をつけましょう。
とはいっても、食器用洗剤などを使えば、タンポを傷めます。
こまめに皮脂を拭き取るのが良いのですが、シルバークロスを使うと、表面を削ってしまいます。
ポリッシングクロスなどの、柔らかな素材のクロスで、丁寧に拭き取りましょう。
●反射板の調整
フルート調整1-min
反射板の調整
頭部管の頭は、塞がっています。開口部から入った「音」の振動は、頭に反射板があり、そこに共鳴して一気に管体に流れていきます。この開口部から反射板までの距離は「決められて」います。
内部の湿り気を採ることに使える指し棒に、溝が付いています。
この指し棒をそっと入れてみましょう。
フルート調整2-min
反射板の位置
開口部の穴の、ど真ん中に、この指し棒についている、溝が合えば、正しい位置です。
うっかり頭部のクラウンを触ると、反射板が動いてしまうことがあります。その場合は、クラウンを回して一旦押し込んでから、指し棒でゆっくり所定の位置に戻す、と言う作業が必要ですが、お店に見てもらう方が良いかもね。
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