楽器展示体験

　キラキラ輝く、管楽器。きれいですね。

輝いている楽器が「いいなぁ」と思い、吹奏楽部に入部したって人、結構いますね。

　さて、実は楽器とは高価な物です。楽器によっては、持ってはいけない部分があったり、ちょっと強く握るだけで、バランスが崩れて音が悪くなったりします。金属（真鍮）製は、薄くて柔らかいので、ぶつけたり落としたりしたら致命傷となります。

　それ故、簡単に触らせてもらえません。

 

　また、ピアノや、ソプラノリコーダーなどは誰が吹いて（弾いて）も、同じ音が出ます。「ド」を押せば、「ド」が出ます。

　でも管楽器は、口の形、持ち方、息の入れ方などで、音が変わります。逆に言えば、同じ「ド」を出す事が難しい楽器です。しかもただ息を吹き込んでも「音」が出ません。これで、多くの人が挫折しています。

「楽器体験で吹いてみたけど、音が出なかった」と良く聞きます。

ちゃんと吹き方を教われば、「音出し」はさほど難しくないのです。でも、ひとりひとりに丁寧に教える時間と人材が確保出来ません。

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　この二つの理由で、管楽器を諦める人が多いことに気付かされました。

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　このイベントは、気軽に管楽器に触れ、吹き方を覚え、管楽器、吹奏楽、音楽に興味関心を持ってもらう事を目的としています。