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オーボエの仲間

オーボエ

2枚リードの代表楽器

笹の葉を2枚重ねて、唇に挟んで息を吹くと、「ビーィィィ」と音が出ますね。俗に言う「草笛」です。これがオーボエなどの2枚リード楽器の原点です。
2枚リードの仲間としては、
・オーボエ
・ダモーレ
・イングリッシュホルン(コーラングレー)
・ファゴット
・コントラバスファゴット
・バブパイプ
・篳篥(ひちりき)
・チャルメラ
などですね。
オーボエの仲間としては、
・オーボエ
・ダモーレ
・イングリッシュホルン(コーラングレー)
です。
見た目は、クラリネットに似ていて、クラリネットより細いかな。この細さのおかげで、隣のホールと重なっちゃうことで、音階が作りづらいので、本来の穴の位置とは違うところをいくつか合わせて同時に開けたりして、疑似音階を作っています。このため、キィや、いくつかのキィを同時に動かす連携棒などが所狭しとセッティングされています。そのため、ちょっとしたことで音が狂ってしまい、その都度「調音」が必要となります。そんなこともあり、間単に触らしてもらえません。キィを強く惜しすぎたり、持ってはいけないところを握ったりするだけで、だめになっちゃいます。
また、2枚リードの音は、他の管楽器とひとつ違う音色です。
そんなこともあり、誰にもなびかない、孤高の楽器と言われています。
どうしても2枚リード特有の、潰したような音色ですが、上達すると、ホルンのような丸い深い響きを吹けるようになります。
イングリッシュホルンは、あるとオーボエとも呼ばれ、ひとつ低い音で、基音はFとなります。
イングリッシュとは、英国のという意味では無く、「天使の」というドイツ語から来ています。ドイツでは、「天使の角笛」と呼ばれていたため、この名前となりました。

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