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サクソフォーンの仲間
サックス
サクソフォーンは、ソプラニーノからコントラバスサックスまで4オクターブを同じ運指で演奏出来るように作られた、比較的新しい楽器です。木管楽器とはいえ、木製は無く、すべて真鍮(ブラス製)です。ソプラノ、テナー、バスが、基音B♭で、ソプラニーノ、アルト、バリトンと1オクターブずれて楽器があります。
レアな存在として、ソプリーロ(B♭・ソプラノの1オクターブ上)、コントラバスサックス(Es・バリトンの1オクターブ下)などがあります。
マウスピースの構造は、クラリネットに似ている、樹脂製で1枚リードですが、クラリネットが直管構造に対して、こちらは円錐構造です。このため、オクターブを超えても同じ指使い(運指)で演奏出来ます。その構造上の特徴は、オーボエに似ていますね。同じ、閉管円錐構造です。
サックスは、マウスピースが大きいことなども影響して、吹き方によっていろいろな「音色」を使い分けることができ表現が豊かです。でも逆に言えば、同じパートでも同じ音色にする事が難しく、合奏というよりソロの楽器とも言われています。クラッシックのオーケストラではその為、使われることはめったにありませんが、JAZZのような、小規模のバンドでは、ソロ楽器として大活躍していますね。
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