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チューバの仲間

チューバ

 チューバは、金管楽器の最低音域を担当しています。基音はB♭
構造は、右巻き左巻きとあり、また、ピストンタイプ、ロータリータイプとあり、ユーフォニアムの感覚に近いのが、ピストンタイプ。ホルンに近いのが、チューバのイメージです。ただ、1番3番の「レ」と同じ問題が低音域(長い波長)故にあり、ピストン(ロータリーバルブ)は3個から7つまでバリエーションがあるようです。
 低音域は、音の指向性が弱いので、ベルは天井を向いています。そのため屋内演奏では天井に反射して豊かな低音の響きがあるのですが、屋外演奏では、抜けてしまい低音が締まらない感じです。
 その為、屋外演奏には、マーチングホルンなどが使われ、チューバの場合は、マーチングチューバと呼ばれ、型に載せてベルを前方に向けるものがあります。
 その他、基音はB♭が基本ですが、C管、F管などもあります。
 更に1オクターブ低いコントラバスチューバもあり、このマーチング用の管体を身体に巻付けてベルを前方に向けているのが、スーザーフォンです。昔は、真鍮ブラス製で、非常に重かったのですが、最近は樹脂製が作られ、女子高生でも気軽に持って演奏できるようになりました。屋外での使用が前提なので、細かな響きの違いなどはあまり感じられないのか、ピストン3本の簡素構造となっていますね。

© 2021 まちなか演奏会実行委員会 

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